気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

地元名物

近所を流れる室見川(むろみがわ)である。
これで"2級河川"というからオドロキ!
実家のすぐ横を流れる"1級河川"の方が全く貧相なのに…(笑)

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ご覧の通り、福岡市の近未来ウォーターフロント「百道地区」をバックにしたロケーションで
福岡タワー・シーホーク(ホテル)・ヤフードームと、代表的な建物がズラリと並ぶ。

手前にかかる橋は"室見川筑肥橋"といって、
元々は旧国鉄筑肥線廃線跡に架け直された道路橋である。
写真では見えないが、高欄(手すり)に機関車の動輪があしらわれていて
「元鉄道橋」だったことを伝えている。
(最近"鉄ネタ"が多いな~…)

で、その橋の下に何やら川面から生えるようにして杭のようなものが立ち並んでいるが…

実はコレ、この季節にここで名物となっている「白魚(しろうお)」を獲るための"簗"である。
その横の河川敷にはプレハブで期間限定の白魚料理専門店ができている。

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ハゼ科の小魚だが、春になると博多湾から上ってくるそうである。
確かに河口がすぐそこなので、カモメたちもエサ狙いなのか簗の杭に多数集まってきている。
(でもほとんど寝てるケド…)

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まぁここまでは地元の風物詩として良くあるハナシだが、その食べ方が…

器に入れられて元気よく泳いでる白魚をそのまま箸でつまんで卵を溶いた酢醤油に入れて
そのままノドに流し込む!のである。

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これを「白魚の踊り食い」と言うのだそうだ。

三重の伊勢地方に生きた魚介類をそのまま網で焼いて食う「残酷焼き」というのはあるが、
一応口の中に入れるのは"昇天した後"やからねぇ…
(そういや大阪のうどんすきの店「美々卯」でも鍋に生きたエビを放り込んでたっけ…)

実際に食べた人の感想では
「最初口の中で一瞬跳ねるけど、飲み込んでしまえばわからない…」
そうである。
もっとも、味わって食するものでもなさそうだが…(苦笑)

ただ、あんまり"ゲテモノ食い"というものでもないんで、
話のネタに食べてみようかとも思ったが、
件の料理屋でお品書き(コースしかない)の値段を見て……ヤメタ。

でもこうしてネタにもなったことだし、まぁいいか…(苦笑)