気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

老兵は死なず

形あるものはいつか壊れる。
それが毎日酷使されるものならばなおさらである。
 
ケッコンを機に買いそろえた我が家の家電製品もだいたい10年を越える頃からだんだん壊れ始めてきた。
もちろんコスト比較して修理で済むものはそうしているのだが、
こういう機械モンは日進月歩で機能性能が向上していくものなので
修理するのと買うのとではあんまり変わらなかったり、却って安くついたりする。
またモノによっては買い換えることによって省エネになったりすることもあるんで
それを理由にしたものもあった。
 
これまで冷蔵庫・洗濯機・エアコン×2・FAX付電話機・テレビ(これでやっと1台デジタル化!)ときて、
最近では掃除機と炊飯器が"ご寿命"により新しくなったところである。
次はグズり始めている電子レンジといったところか・・・
まぁ15年以上も経てば修理しようにも部品がなかったりするんで、
「ここまで使えばまぁいいか・・・」という気にもなる。
 
 
と、そういう中にあっても未だに長く現役で動いているキカイも実はあったりする。
 
コレ(下側のキカイ)、何かおわかりだろうか・・・
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そう、ビデオデッキである。
が、拡大してよくよく見ていただくとおわかりかと思うが・・・
 
「ベータ」なのである!(笑)
 
ハッキリは忘れたが、たぶん社会人になって間もなくぐらいの時期に買ったように思う。
なんせ発売時の価格が20万円近く(実際は15万円くらいで買ったような・・・)する当時の高級機種だった。
メタルテープが使えて「さらに高画質」で録画できるのも魅力だった。
 
その時点ですでに「VHS vs ベータ」の決着はほぼついていたのだが、
もともと"ベータ派(笑)"であり、それ以前に持っていたベータ機で撮りためたテープを
ボツにするのがイヤだったからである。
(特に '89日本GPでの「シュワンツ vs レイニー」の名勝負なんぞ捨てられない!・・・笑)
 
それから20年余り・・・ 何度かの修理もありはしたが、現在も可動である。
ただし今は当然HDレコーダーが主役機なので(でもチューナーはアナログ・・・)、
第一線からは外れてはいるが立派な現役機である。
たま~に昔のビデオ見たりするくらいにしか使ってないがそれで十分。
 
まぁそれでもそのうち動かなくなる日が来るだろう。
もうさすがに修理パーツも残ってないと思うし、そのときが来たら残念ながらそれまでである。
課題は必要最小限残しときたいテープをデジタル化(DVDへダビング)することなのだが、
遅々として進まず・・・(苦笑)
 
「寿命」が先か、「録画内容救出」が先か、時間との戦いかもしれない。
 
「わかってるんならさっさとやれ!」って?
・・・ごもっとも!(笑)