またまた火の国
この土曜日の昼下がり、高速バス「ひのくに号」の乗客となっていた。
行き先は熊本。九州に来てから3度目である(通算では5度目だが・・・)。
目的は2つ。
一つ目は、九州に来て仕事で初めて担当したのが熊本エリアだったことから、
以前より支店のメンバーに「一度行きましょうよ!」と言われてたので
ちょっと思い切ってノコノコ出かけてみた次第。
夕方に無事到着後、待ち合わせまでの時間つぶしに街をブラブラ(苦笑)した後に
メンバーと落ち合ってとある店に。
おかげでその夜はいろんな話が弾みに弾んで、アッという間に時間が経った。
普段顔を合わせることがないだけに、こういう直接のコミュニケーションがとれることは
これから先を考えても大事なことである。
あ、これは"グルメブログ "ではないので(笑)、
出てきた料理を撮ってはいないが、
ひとつ気になるのがあったので一枚だけ。
左上が「一文字ぐるぐる」で、右下が「しょんしょん」という。
どちらも熊本の郷土料理ということらしい。
前者はワケギの根元を"ぐるぐる"巻いて酢味噌をかけたもの。
食べた感じはグリーンアスパラみたい。でもうまかった
後者は炒めたネギとモヤシにもろみをかけたもの。
本来はこの"もろみ"を「しょんしょん」というらしい。これも美味。
で、翌日に二つ目の目的地へと向かう。
朝からバスに揺られること約1時間半、県の山間部にある山都町へ。
実はここには昨年9月にも来たことあるのだが、その後にこのブログを通じて知ることになった
"山都なでしこ"さんという、地元でとれる無農薬の自然素材などをふんだんに使って
ユニークなお菓子をつくる工房(・・・と言っていいのか?)がある。
今いる福岡ではなかなか入手しにくいこともあって「せっかく熊本まで来たんなら・・・」ということで
足を延ばしてみたのである。
それとここにある石組みの水路橋として有名な「通潤橋」の放水ももう一度見ておきたかった。
バスを降りてすぐに前回見に行けなかった通潤橋裏手の"五老ヶ滝"へ。
雨がパラついていたが、まぁ行けなくもないので滝つぼまで降りてみることに。
・・・ところがこれが結構キツい。散策道の入口まではかなり急な上り坂で、
そこから一気に下まで続く長~い階段・・・
やっとのことで滝つぼまで来て見ると、なるほどすごい!
落差が50mほどあるという見事な名瀑であった。
本当はもっと水量が多いらしいが、それでもこの写真以上に
すごい迫力であった。
こういう発見があるから旅はおもしろい。
が、帰りの登り道でもう一つ発見したものがある。
・・・それは己のあまりの体力のなさである(笑)
久々に"ひざが笑う"という体験をした・・・
で、通潤橋へ戻ってしばらくすると正午とともに放水開始である。
右の写真の右下にあるのは
水路のセン(栓)である。
いつもながらこの放水は圧巻である。
この景色を見ると、自分の頭の中では「新日本紀行」のBGMが鳴り響くのである(笑)
放水が終わると、"山都なでしこ"さんの最新作である『日本酒けーき』の原料を作っている
地元の酒蔵「通潤酒造」へ。
ところが・・・
第四日曜ということでお休みだった
せっかく酒蔵見学と『日本酒けーき』の一本物を楽しみにしてたが
あえなく幻となった・・・不覚!
しかたがないので通潤橋近くの物産館に戻り、そこに置いてある『日本酒けーき』のカット物と
『菜の花スティック(これはアテ用)』、で下の娘のオヤツとして『ベジクッキー』をGET!
ウマそうなお菓子の数々・・・
パッケージに至るまで
正真正銘の"手作り"である。
味はこれからのお楽しみ!(笑)
というわけで"山都なでしこ"さん、
物産館の補充よろしく!(笑)
結局、バスが来るまでの1時間半は物産館の休憩コーナーでボケーっと過ごすハメに・・・(苦笑)
で、バスを乗り継ぎまた約4時間足らずで福岡に戻ってきたが、
この夜は三重時代の元同僚と天神で待ち合わせてまたまた(笑)
飲んだくれ(笑)の週末となったが、これほど充実した休日もここ最近では珍しい。
また月曜からもがんばるか!