気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

ほぼガマン大会(笑)

前々から興味のあったこの近辺で唯一の造り酒屋へ行った。
まぁ来週末のためという目的でもあるが…(苦笑)
 
建物はいかにもという雰囲気が漂っている。
杉玉の吊るされた玄関を入ると、数十本のビンがきれいに並べられていた。
 
「すいませ~ん!」を3回ほど繰り返すと、やっと隣の居間から人のよさそうな"オッチャン"が出てきた。
社長である(苦笑)
 
酒を買いに来たことを告げると、
「ほな、どうぞ飲み比べていって!」と
ショーケース(冷蔵庫)から4種類ほどよく冷えたビンを取り出してきて
目の前でグラスになみなみと注いでくれる。
 
「こっちから順番に1/3ほど含んでいって、また同じようにして3回繰り返せばだいたいわかる」と
利き酒の仕方まで教えてくれる。
その間、横で待ってる娘にはジュースを出してくれるなど大サービス!
「足らんかったらまだお代わりしてや!」
こうなったら利き酒ではなくて立ち飲み屋である(笑)
 
でまた、試飲している間に社長はしゃべるしゃべる!(笑)
蔵の話はもちろんのこと、自分の近況だけならまだしも
奥さんの話から息子の話、家に現れるタヌキの話まで
一見さんに言うようなことでもないような話がどんどん出てくる…(苦笑)
本当に人のいい社長である。
 
そうしているうちにそれぞれのキャラクターが掴めたので、そこから2種類をチョイス。
なかなか飲みやすくて後味もスッキリしている。
これなら親父にも喜んでもらえそうかな…
 
ようやく代金を支払って帰るときも、玄関まで出てきて見送っていただいた。
どこまでも"いい人"である。
 
 
ただ残念なのは…
 
今回買い物途中のためクルマで寄ってしまったことである!
したがって、利き酒し放題だったのは嫁さんなのである
 
う~む…  結局文字通り指をくわえて見てるだけだった…
次回は絶対歩いていってリベンジしよう!(笑)