気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

生きているコトバ

職業柄、九州内あちこちからの電話を受ける。
博多弁は周りでいっぱい聞こえるからだいたい耳に馴染んできたが、
その他の地域の言葉はまだまだ聞き取れないことが多かったりする。
 
特に宮崎や鹿児島の年配のお客さんに"コテコテ"の方言で話しかけられたりするとほぼお手上げ!(苦笑)
以前秋田や青森を旅行したときに電車の中でオバちゃんたちの会話が全く理解できなかった状況と同じ。
生まれてこの方福岡に住んでる同僚ですら「何言っとるかわからんけん…」ということだからよっぽどである。
 
先日、熊本のお客さんから品物の納期の件で問合せがあった。
やはりやや年配と思しき男性からあれやこれや矢継ぎ早に聞かれるのだが、
例のごとくその語尾に「・・・ばってん」「・・・たい」「・・・ばい」が当然のように入り混じる。
 
そうなると九州人でない身としてはまだまだ珍しさもあってそれが知らず知らず気になりだし、
『ホラ出る、もうすぐ出る、やっぱり出た~!(笑)』
と、どうしても特徴ある語尾を発するのを期待しながら聞いてしまうので
会話の中身がほとんどアタマに入ってこなくなるのである。
それでは仕事にならんので困ったものなのだが…(苦笑)
 
まぁ相手も受け答えしてるのがベタベタの(いや、そこまでいかないハズだが・・・)関西弁なんで、
同じように聞き取りにくいのかもしれないが・・・
 
 
それなりの苦労はあるが、異文化(?)の中にいるのもまた一興である。