気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

夜のお仕事

・・・というタイトルにすると、何やらアブない話のようにも思えるが
決してそんなことではない(笑)
 
 
ここ福岡市ではゴミの収集を夜間に行うことになっている。
しかもこれは昭和30年代から続いてるという。
予備知識も持たずに他の土地から移ってきたわが身にとってはオドロキの事実だった。
 
ウチの地区は月曜日と木曜日が可燃ゴミ収集指定日で(他の種類は別指定アリ)、
集積所へは "日没後から午前0時まで"に出すのがルールである。
すると夜中の1時半~2時ごろ(ウチの場合)にパッカー車が来てすばやくゴミを集めていく!
 
家の中にいるとそうでもないが、外ではパッカー車がゴミをプレスして荷台に押し込むために
その動力源となるエンジンが「ウォーォォ・・・」と例の音を豪快に立てている。
もちろん「赤とんぼ」などのオルゴールは鳴らしてない(←アタリマエ!)が・・・
それでも長年の慣れなのか、さすがにこの音でも外まで「何事か?」と見に来るヤツはいない(笑)
 
 
福岡市のHPでも謳っているが、元々ゴミが肥料となっていた時代に早朝収集をしたのが始まりで、
そのうち夜でも収集が可能になったので収集車で日中の道路渋滞を起こさないように夜間収集になったとか・・・
ナルホド。
 
そういえば埼玉にいたときには朝からゴミをつつきまわしてたカラスどもがここでは極端に少ないし、
同じように残飯をあさる野良ネコもあまり見かけない。
そういう意味では渋滞解消とともに衛生面でも大きな効果があるのだろう。
 
まぁ夜間に動かす作業員の割増費用もバカにならんだろうが、
市民生活に根付いている制度だからこそそういう税金投入もそんなに異論が出ない(?)のだろう。
(ただし一応指定のゴミ袋を購入する"有料制"ではあるので税金がどれほど占めるかは知らない)
 
 
余談だが、これまでは朝家を出るときに一緒にゴミ袋を持って行けばよかったが、
今は夜に一旦帰ってからまたゴミ袋を持って集積所に出しに行かなければならないのがメンドくて・・・(苦笑)
特にフロに入った後には行く気が失せてしまう・・・(笑)
 
 
しかし仕事とは言え、季節を問わずに夜中じゅうゴミを集めて回る人たちには
とにかく「ご苦労様!」と言うしかない・・・