気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

火の国 熊本 PartⅡ【二日目】

さて、温泉入ってタラフク食べてぐっすり寝た翌日は目覚めも爽快!

窓の外に広がる菊池の町並みを見ながら身支度して本日最初の目的地へ。
(あ、もちろん朝食はしっかりいただいた後で・・・笑)

と言っても同じ菊池市内にある道の駅で、「七城メロンドーム」という。
その名が示すように近辺はメロンの産地であることから
できた物産館がごらんの通り・・・
(逆光なのはご勘弁を・・・)

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中にはそのメロンを始め、地域の農産物や熊本の名産品などが並び
ちょっとした食品スーパーのような雰囲気。
その一角にはメロンの選別・出荷場も備わっている。

で、それら新鮮な地域の品々も興味アリだが
嫁子供の最大のお楽しみは・・・

名物(?)メロンソフト(苦笑)

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バニラベースのクリームの中に、メロンの果肉がちりばめられていて
食べると適度な"シャリシャリ感"があってこれはこれでウマい。
ただ、下の娘まで朝っぱらからいきなりこーゆーの食べて大丈夫か・・・?

上の娘の誕生日も近いことなので「せっかくだから」とフンパツしてメロンも1個ゲット!
当日あたりがちょうど食べごろになるらしい。

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旅は気を大きくするものである・・・(苦笑)


メロンドームを出てまたひた走ること約1時間半、今度は熊本中西部へ。
もうあと少し走ると宮崎県の高千穂に届こうかという秘境にそれはあった。
少し前に再放送(だったっけ?)で見たNHKの紀行番組で「いつか行ってみたい」と思っていたが、
今回なんとかコースに組み入れることができたので個人的には一番楽しみにしていた。
嫁子供はタイクツするかもしれんけど、ここだけは無視!(笑)

それは通潤橋という石造りの水道橋である。
できたのが江戸時代末期(!)というから、150年も前によくこんなスゴイ橋を作ったものである。

すぐそばには道の駅(巡っているわけではないが・・・)があり、そこからもよく見える。
ちょうどコスモスがきれいに花をつけていた。

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橋の説明は置いといて(苦笑)、何と言ってもこの橋の名物は「放水」である。
これを見ずして何を見るか?くらいの大イベントなのだ。
元々は水道管内に堆積した泥などを取り除くためにしているものだが、
現在は主に休日の正午に観光放水として行われている。

いよいよ放水開始!

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真下から見上げるとこんな具合。とにかく圧巻!

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20m上空から弧を描いて恐ろしいほどの勢いで落ちてくる大量の水。
いやぁ~、ちょっと遠かったが見に来て本当にヨカッタ!!
期待通りの大迫力!だった。


通潤橋を見たら今回の旅行の目的は達成したようなものだったが、子供たちはそうはいかない(苦笑)
そこで最後にまた山越えすること30分で、次の目的地「阿蘇ミルク牧場」へ。

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ここはファミリー向けの体験型牧場である。
吉無田高原に隣接するだけあって、日差しは強いものの涼しい風も吹いてサワヤカ。
ウインナーやチーズ作りをはじめ、乳搾りや乗馬などで大人も子供も楽しめる。

子供たちはさっそく動物との"ふれあい"に・・・

おとなしいネズミ(・・・というにはちょっと大きいが)

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食欲が旺盛すぎるヤギ(「やぎさんゆうびん」とは程遠い世界である・・・笑)

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直接"触れあって"はいないがウシくんたちも元気。
(ただ口蹄疫の予防のため、あちこちに消毒マットが・・・)

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ひとしきり遊んだ後に園内でおいしいミルクを飲んで
これにて打ち止め。


あまり数多くの場所を回ったわけではないが、
それはそれで家族それぞれ思い出に残る旅になったと思う。

熊本にはまたいつか来よう。


2日間の走行距離、約450km。
ん? そんなもんかぁ? もっと走ったような気がしたが・・・ 
まぁそれだけ今回のコースは時間がかかるが
距離はそれほどでもない山道が多かったということだろう。

それにしても帰りにガソリン入れてビックリ!
山道をエアコンかけてぶん回しながら走ったのにリッター16km以上の好燃費!
非力だが、我が家の"軽"も捨てたものではないのである。