気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

律義者

一昨日の夜、メシを食っていると電話が鳴りだした。
受話器を取ってみると「ピーッ」という音がするのでFAXである。
スタートボタンを押してそのまま待っていると、しばらくして1枚の紙が排出されてきた。
この時間に誰から?とよく読んでみると、高校時代の友人であるSからであった。
 
『ご無沙汰しています。Sです。住所録が変わってなかったのでそのまま福岡に出してしまい、
 戻ってきてしまいました。今さら出し直すのもなんなので、FAXで失礼します。』
 
紙面には年賀状の裏側が添えられてあった。
 
まぁそういうこともあるか…と思いつつ、なんかリアクションが必要かなと思っていた矢先に…
今日その本人から封書が届いた。
 
開けてみると、手紙と差し戻された年賀状が…
宛先はやはり在福時の住所で、例の「あて所に尋ねあたりません」のスタンプが押してある(苦笑)
 
手紙の文面もFAXとほぼ同じ。
けど「だったら最初からこっちでよかったやん!」とかいう野暮は言わない(笑)
FAXしてはみたものの、後から考え直してキチンと送っといたほうがいいと思ったのだろう。
昔からそういう男だったが、実直さは今も変わっていないようである。
 
そういや本人とはもうかれこれ20年以上は会ってない。
当時の他の面子も併せて今年こそはそろそろ旧交を温めようかと思わせる出来事だった。