気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

続・震える思い

さて、前回の続きである。
 
2回目の治療は、最初に入れた仮の詰め物をとり
正規の詰め物の型を取るために表面を整えることから始まる。
 
例の『チュイーィィィン』がすぐに開始。
しかし今回は麻酔なし!
「神経近いんで、痛み感じたらガマンしないで左手上げてくださいね~」
と言われたが、本当に『チュイーィィィン』が神経に接触したら
冷静に左手上げてられるかはギモンである…(苦笑)
 
かくして文字通り"手に汗握る"医師と患者の真剣勝負は火ぶたが切られた。
 
普段はあの音もアタマに響く振動も大して気にしないのだが、
やはり「いつ神経に触るかも…!」という半ば期待と不安の入り混じったスリル感は
そうそう味わえるものではない。
 
何回かに分けて削り倒すこと約20分、ようやくエアタービンの出番は終了。
神経まであとどれくらいあったのかわからないが、なんとか無事に終わった。
あとはシリコーンで上下の型を取ったところで本日の治療は終わりとなった。
 
ニッコリ笑顔をたたえた歯科助手嬢の「お疲れ様でした」という
ねぎらいの一言で診察室を送り出される。
 
受付で次回予約と会計を済ませて出口へ。
この医院では帰り際に受付嬢が出口までついてきて
さらに患者が見えなくなるまでそのままお辞儀してくれるのである!
(といってもテナントビル内なので共用廊下の角を曲がるまでの数mだが…苦笑)
まぁ接客教育のよく行き届いてること。
案外患者はオジさんばっかりだったりして…(その一人には違いない…笑)