気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

思うこと

最近この手のニュースが特に多いような気がするが、
一昨日起きた福岡の暴走事故もひどいものだった。
あの交差点は福岡時代に毎日通っていた通勤路だったので
余計ショッキングなのである。

実は5月の連休明け間もない頃に実家もクルマに突っ込まれている。
幸いにも親は無事で巻き込まれた人もなく運転手は軽傷で済んだので
タダの(・・・と言っていいのかはわからないが)物損事故となり
新聞やTVにも取り上げられることはなかったが、
それでもパトカー3台に救急車1台と消防車・レスキュー車それぞれ1台が駆けつける騒ぎとなった。
(消防車は燃料引火の危険性対処のためらしい)

運転手は86才のおばあさんということで、典型的な「踏み間違い」事故である。
ウチの前で同乗者を降ろしてから少し進んで一旦停止しようとして“やってしもた”らしい。
そのまま直進して表門のブロックに突っ込んで門扉ごと破壊し、
その後中に停めていたクルマ(他人の)にぶつかってバンパーを吹き飛ばし
さらにその先にあったもう1か所のフェンスにボンネットを突っ込んだところでようやく停止。
親は無事だというものの、母親がそのとき10m離れたところで草むしりしてたというので
もし突っ込みどころが数mでもずれていたら・・・と思うとゾッとする。
親父は「余計なことを・・・」と憤慨していたが、まぁ命あっての物種である。
あとの修理は相手方の保険でなんとかなるが、物だけで本当によかった。

で、福岡にしても実家にしてもいわゆる「高齢者ドライバー」なのだが
ウチにしても同様に母親が正にそれに当たる。
(親父は免許持ってない・・・笑)
実のところ当の本人も一昨年あたりから“返納”について考え始めてるのだが、
左足が悪いこともあって買い物や医者に通う利便性から
クルマを手放すことを躊躇しているのも事実である。
(アクセルやブレーキペダルを踏む右足は今のところ支障ない)

ただこうやって高齢者の事故が連続してくると、ウチだっていつ加害者の側になるかわからない。
本人は電動三輪車とかシニアカーなども検討しているのだが、
免許を持たない親父の病院送り迎えとかをどうするかとか課題も多く
なかなか結論を出せないのが現状である。
自動衝突防止装置のついたクルマに買い替えるのも一案としてあるが結構なコストがかかる。
あるいは今クローズアップされている後付けの誤作動防止装置をつけるか・・・
現実に被害を受けたこともあり「万が一」に早く備えるに越したことはないと思うのだが
諸般のことを考えると悩ましいところである。
しかし「万が一」があってからでは遅いので早く結論を出さなければならない。
ジレンマである・・・

そろそろ“同居”も考えないとならないかも・・・(-_-;)
高齢化社会も自分の身にひしひしと現実感が押し寄せてきている。