気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

ICカード乗車券

この3月13日(土)から九州のICカード乗車券が相互利用できるようになった。
JR九州SUGOCA西日本鉄道nimoca福岡市地下鉄はやかけんである。

まぁ東京で言うところの「SUICA」「PASMO」、
大阪では「ICOCA」「Pitapa」といったところである。
(他の地区にもいろいろあるがここでは置いとく)
あ、SUICAだけは他地区だが今回の相互利用に入ってる。

そのICカード乗車券、
九州では冒頭の3種類がそれぞれの社内と一部の他社線、
さらにごく一部の店舗でのマネー機能を持っていたが、
やっとこれで不便さが少し解消された。

そもそも東京や大阪ではJRを除くと、
他の私鉄や地下鉄各社が共通のブランドを立ち上げて
最初から(JRともほどなくして)相互利用できていたのに対して、
九州では同じ地区に路線を保有する3社が
全てオリジナルのブランドでICカードを作ったもんだから、
今まで不便なことこの上なしだった。

というのも、相互利用の制度がなかったから
同じICカードでも違う会社では当然扱えないのである。


元々、地下鉄では通勤用として今までICカードではなく
磁気カードの「えふカード」を使用しているのだが…

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実は地下鉄以外に西日本鉄道(西鉄)バスも利用していて、
定期券買うよりわずかに安くつくんで普通に前述の「nimoca」を使用しているのだ。

イメージ 2


『そしたら「はやかけん」で定期を作って1枚でバスと共用したらええやん!』
ということになるがそうはいかない。

なぜ「はやかけん」があるのにわざわざ「えふカード」を買っていたか?

それは"「えふカード」の方が割引率が圧倒的にいいから"に尽きる。
なんせ6ヶ月では2,000円強の違いが出るんだからコレは大きい。
さらに金曜日だけ1日乗車券(500円)を買えばさらに2,000円弱の節約ができる。
半年で計4,000円も違うとなると「はやかけん」を使うメリットがないのである。
(まぁ6ヶ月間何も買わなくていいということくらいかな…)

では自分にとって"相互利用のメリット"とは何か?

地下鉄は今までどおり「えふカード」を使用するから現状維持として、
最大の利点は"nimoca」のチャージが地下鉄駅の自動券売機でできるようになった"ことである。

そもそも西鉄沿線には住んでいないので
西鉄の駅の券売機でチャージするわけにいかず、
(そうしようと思ったら天神駅でわざわざ途中下車せねばならん!)
通常はバスに乗ってるときに車内でチャージするのだが、
信号で停車したタイミングを見計らって素早くする必要があるにもかかわらず、
運転手の技量によってはそうはいかないときも… (苦笑)
千円札しか使えないのも不便だったし。

あとはコンビニ(●ーソン)でチャージする方法もあるのだが(←福岡だけね)、
いちいち遠回りして寄らなければならないのでやはり面倒くさいのである。


なのでいつも通る地下鉄駅の券売機で「nimoca」のチャージができることは、
面倒くさがりの"怠慢中年"にはうってつけなのであった… (笑)


それにしても福岡って、わざわざ定期入れからカードを取り出して
自動改札やバスのカードリーダーにタッチする人が多いのにはビックリした!
そもそも定期入れに入れずに裸で持ってる人も少なくない。

直接タッチした方が確実なのはわかるけど…
"非接触型"の意味がまるでないやん!(苦笑)