世界の舞台
上の娘の体育大会が終わったその夜、人知れず(・・・そんなことないか)家を出た。
そこからこういうのに乗り換え。 (今や貴重なエアロキング！)
おやすみなさ～い・・・(笑)
で、翌朝着いたのがココ。
で、さらに路線バスに揺られること1時間半・・・
最終目的地はココである。 栃木の山奥まで何しに来たかというと・・・
これである！
社会人になってからほとんど欠かさず来ているこのレース、
以前は鈴鹿で行われていて、一時期もてぎと同年開催だったり隔年開催だったりした時期もあったが
03年のあの不幸な事故の翌年からはもてぎのみでの開催となったため
こうしてはるばるやってくるのである。
ちなみに昨年は住んでた場所が場所なだけに、とてもここまで来る余裕(時間も先立つものも・・・)はなかった。
場内のパノラマもどき(笑)
着いたのは10時ごろだったが、その時点で気温15℃。何とか耐えられるが薄着で来たことを後悔・・・
3月の阿蘇同様、山をナメすぎた(苦笑)
午前中はフリー走行やイベント中心なので、とりあえずショップなどを巡って時間をつぶした後
いつもの観戦ポイントのダウンヒルストレートへ。
昔は全て自由席だったのにいつの間にか勝負どころの90ﾟ コーナー付近が指定席になってるが、
ビンボー旅行なのでここは割り切って最高速記録地点に陣取る(モチロン自由席)。
やがて最後の2スト125ccクラスから順番に決勝スタート！
久々に聞く甲高い音と、鼻を突く焼けたオイルのニオイが来年から感じられないのは残念だが
これがご時勢だからしょうがない。
それにしても昨今の125ccライダーは誰が誰だかわからん・・・(苦笑)
次はmoto2クラス。
今回初めてこのクラスの走行を見たが、いやぁ～速い速い！目で追うのも難しい。
全日本のST600とはぜんぜん違う。同じ600ccとは思えん・・・
排気音もよく伸びる高音でなかなか心地よかった。
日本人ライダーは残念な結果だったが、このクラスはこの先さらに楽しみである。
で、最後は最高峰のmotoGPクラス。
ここでオープニングセレモニーがあったわけだが、それに先立って全員起立で震災犠牲者に黙祷。
この地も3月11日にはかなりの揺れに見舞われて、施設があちこち損傷したという。
実際、オーバルコースは未だに路面が波打っていて使い物にならず
前週開催のINDYもロードコースで走らざるをえなかった。
よく見ると、スタンドも部分的に立ち入り禁止区域が残っている。
東北3県とは比較にならないが、ここもまた被災地であることを実感した。
そういや、あの例の原発からも直線距離で120km程度しか離れていない。
(でも直前に測定された放射線量は通常のヨーロッパより低いらしい)
そもそも今回のmotoGPだって本当は4月開催予定だったのが半年ずれ込んだのである。
(だから来られたのだが･･･苦笑)
さて、そうこうしているうちにmotoGPクラスの決勝スタートである。
オープニングラップ。
この時点ではHondaワークスの1･2･3である。
速い！速すぎる・・・
(十万石まんじゅうではない・・・笑)
目で追うだけでも必死！
この地点での車速は約300km/h＋α。
分速だと約5km/m、秒速だと約83m/s・・・
安物カメラ＋ヘナチョコなウデでは
とてもこんなスピードについていけない！
偶然フレームに入ってもみんなピンボケ(苦笑)
流し撮りを試みるも、何枚撮っても結果は同じ・・・
とか言ってる間にレース終了でクールダウンラップ・・・
(あ、もちろん途中はちゃんと見てたが・・・笑)
勝ってほしい選手の一人が勝ったからヨシとしよう。
800ccの暴力的な排気音もこの日がたぶん聞き納め。
来年からまた1000ccに戻るんで、音も少し変わるしさらに速くなるだろうから楽しみである。
しかし何回見てもええのぉ～！(笑)
全て終了した後は帰るのみ。
というわけでまた水戸駅まで1時間半バスに揺られて戻り、夕飯食べてから再び大阪行き夜行バスの客に・・・
翌朝7時前に無事到着するも、家に帰ってる間がないのでそのまま会社に直行！
その日はリ●インやオー●Pの世話になりながらなんとか仕事をこなしたが、
やっぱり若いときのようにはいかんなぁ・・・(苦笑)
【おまけ】
水戸駅ビルでみかけたカンバン。
なんとな～く助さん角さんのセリフが聞こえてきそうである(笑)
