近所を散歩
3連休であるが、遠出の予定もないので家でゴロゴロ・・・というのももったいない。
そんなわけで、普段あまりウロチョロすることのない近所の名所・史跡を歩いてみた。
まず最初に来たのは「玉手橋」。
こう見えても立派な吊橋である。
昭和3年に架けられたのであるが、
その理由となった『玉手山遊園地』もすでにない。
10年前には我が家の年賀状で
家族写真のバックになった場所でもある(苦笑)
写真では見にくいが、国の"有形登録文化財"の
緑色のプレートが掲げられている。
次にやってきたのは玉手橋からすぐの「道明寺天満宮」。
ここはその名の通り、菅原道真公ゆかりの場所である。
普段は静かな場所なのだが、
この日は地元の秋祭りとなっていて
宮参りで境内に"だんじり"が集うので
大勢のギャラリーが山門前に・・・(苦笑)
宮参りを終えた"だんじり"達が山門前を次々通過。
有名な"岸和田のだんじり"とほぼ形は同じだが、
ここらへんではあの勇壮な『やりまわし』はしない。
ようやく山門をくぐる。
こんな額がかけられた鳥居もくぐり・・・
境内へ。
正面は御本殿。
表のバカ騒ぎはここまで届かず静かである。
広大な敷地ではないが、こじんまりとしていても
それなりの威容は誇っている。
この辺りでは正月の初詣客は一番多い。
もちろん「撫で牛」もいる(笑)
同行していた上の娘は
例によってムシのいい願い事を・・・(苦笑)
(まぁこのために来たというのでもあるが・・・)
御本殿の裏手には結構広い梅園もあるが・・・
当然、この時期に花は咲いていない(笑)
となりの敷地には「道明寺」がある。
元々天満宮に同居していたが、明治初期ここに移った。
道真公が大宰府に流される途中に
ここにいたおばに会いに立ち寄ったとされるらしい・・・
和菓子好きの人には「ピン!」と来るだろうが、
その名の通り、『道明寺粉』発祥の地である。
これらの場所は今までも何十回と来ている地元の名所ではあるが、
6月にこちらへ戻ってきてからは初めてであった。
天気もよかったし、ちょっと散歩するにはもってこいのコースなのである。
今回もオチなし!(笑)