初上陸(1)
夜の神戸から5年ぶりのフェリーに乗って…
やってきたのは南国宮崎!
実は「人生初」である(笑)
仕事で縁がありながら、
今の今まで本当に来たことがなかった。
いわゆる「未踏の地(県)」だったのである。
今回来訪の一番の目的は二日目にあるのだが、
第一日目にも予定している他の目的の前に
神話の国らしいこのような場所を訪ねてみる。
鳥居の奥に広がる神秘的な森。
いかにも「パワースポット」である。
森を抜けると立派な本殿が…
土曜といってもまだ朝だからか、
参拝客はまだそれほど多くない。
しかし宮参りの赤ちゃんを連れた数家族が
ご祈祷の最中であった。
それでも1ヶ月後にはごったがえすやろな~
と思いながらもここは襟を正して参拝する。
まだ時間はたっぷりあるので、本殿の裏にある
県立博物館へ。
その前に併設されている「民家園」へ立ち寄る。
見学しているとその中の一棟に人の気配が…
手招きされて入ってみると囲炉裏が燃えている。
なんでも近所の方が週末のみガイドとして
ボランティアでここを案内しているのだとか。
ガイドしてもらった…というより、
話し相手として捕まえられたという方が
正しいかもしれないが…(苦笑)
それでも「宮崎は初めてだ」ということがわかると、いいところを一所懸命語ってくれた。
その合間に囲炉裏に突っ込んでいたアツアツの安納芋(つまりヤキイモ)を
ご馳走してもらいながら、体も心も暖まるひと時が過ごせた。
その後博物館をゆっくり見学して宮崎駅前まで戻り、今日の宿へ早めのチェックイン。
で、駅前から乗車したバスに揺られること1時間半…
(今回フェリーのキャンペーンで地元バスの1日乗車券がついていたので、
長距離乗車のわが身には非常にラッキーであった!)
県南西部の某市に到着。
そこで迎えに来てくれた2名と合流。
ここからが本日の目的となる。
この2人も初対面ではある。
が、実は仕事で担当している先(早い話がお客さん)のメンバーであって
普段からTELやメールやFAXなんかで毎日のようにやりとりしてる間柄なんで
いい意味で全然"初めて感"がない(笑)
むしろ古い友人と久々に会うような、そんな感じである。
そこから先は言わずと知れた「カンパ~イ!(笑)」
仕事にまつわる話はもちろん、それぞれのプライベートな話に至るまで
次から次へと話が盛り上がりまくり(苦笑)。
こんなに楽しい飲み会は本当に久しぶりだった。
楽しい時間はあっという間に過ぎるものである。
宿に戻るための最終列車を逃すわけには
いかないので、残念ながら早めのお開き。
駅まで送ってもらったところで、
いつになるかわからないが再会を約束。
距離が距離だけに難しいところだが、
本当にもう一度ゆっくり会ってみたい
2人なのである。
往きと同様、列車に揺られること1時間半。
ようやく宮崎駅まで戻ってきたところで本日のミッションはすべて終了。
次の日に備えて寝ることにする…