気楽な気楽な雑記帳Ⅱ

ほぼ昼行燈で細々と継続中

逡巡

会社帰りの電車で、始発駅ということもあり席が空いてたので座った。
そのうち乗客が増えてきて混みはじめてきた。
 
で、自分の前に若い女性が立った。
と、そこまではよくあることなのだが…
 
 
彼女はゆったりとしたワンピースにスパッツを穿いた姿なのだが、
どうも目の前にあるお腹の部分が少しふくらんでいるような気が…
 
肩から掛けたバッグにマタ●ティーマークのバッジでもついてれば
そのまま席を譲ろうかと思ったが、どうもそんな類のものは見当たらない。
指にもリングは嵌っていない。
何より、彼女は全体的に少し肉付きがよさそうである。
(言っとくが、視界に入る範囲でそのまま見えた事実だけである…苦笑)
 
ここで悩みが始まる。
 
自分の目で見た視覚情報をすべて頭の中で整理して仮説をいろいろ立ててみるが、
「絶対こうだ!」と決め手になるものがない。
 
普段から立ってるのが辛そうな人にはなるべく席を譲るように心がけてはいるが、
かと言って「妊●さんですか?」と単刀直入に聞くわけにもいかない(笑)
もし違っていたら自分も相手も後味悪くなる。
 
しかし本当に"プレママ"だったとしたら実は立ってるのがしんどいのかも…
でも平然とスマホに夢中になってるところを見ると取り越し苦労のような気も…
う~~~む…
 
 
とかいうことを考えながら結局は降りる駅まで座っていた(苦笑)   時間にして15分。
駅に着いて席を立つと、件の彼女は自分の座ってた場所にそのまま腰掛けた。
 
それで普通だったのか、やはり自分は極悪人(笑)だったのか?
今となっては知る由もなし。
 
 
駅から家までを歩いているうちにもう気にしないことに決めた。
今回に限ってはそれでいいだろう…